物流とは?物流の流れと物流管理の重要性も解説!

近年では、オンラインショッピングの需要が高まってきており、EC市場は2010年から拡大を続けています。また、個人でECショップを運営したり、ヤフオクやメルカリなどを使って商品を売買する人も増えてきています。
このような背景もあり、物流が、大企業だけでなく、個人事業主にとっても重要であり、身近なものになってきました。
そこで、当記事では、「物流という言葉にあまりなじみがない」という方に向けて、物流の意味や物流管理の重要性などについて説明していきたいと思います。

物流とは?

物流とは“物の流れ”と書きますよね。この言葉通り、物流は、“物が必要な人のところへ届くまでの流れ”という意味です。
しかし、ただ単に、物を届けるだけが目的ではありません。
この物流の目的は、“商品を傷つけることなく、適切な時間に消費者の元に届けること“です。
そのためには、輸送や配送方法の検討は当然必要となりますが、それ以外にも、物流センターや倉庫での在庫確認や、ピッキング、仕分けなどの作業方法も考える必要があります。
このように、物流とは、物を必要な人へ届けるために発生する作業すべてを含んだ考え方になります。

物流の流れ

物流では、物の輸送や配送だけでなく、物を届けるまでに発生するすべての作業が対象となります。
具体的な作業の流れは、①受注→②流通加工→③倉庫業務→④入出庫・商品管理→⑤輸送・配送となります。
以下、それぞれの内容を詳しく説明します。

受注

まずは、顧客から注文を受けることから始まります。
注文を受けたあとは、住所などの顧客情報、納期や出荷予定日、商品の数や在庫確認などが必要となります。
また、納品書などの書類の作成も必要です。
このような受注情報をしっかりと管理しておくことで、配送の遅延や欠品などの問題を未然に防ぐことができます。
また、顧客情報をもとに、売れ筋商品や顧客別のおすすめ商品などを把握でき、マーケティングにも利用できます。

流通加工

流通加工とは、顧客に届ける前に行う付帯作業のことを指します
例えば、商品への値札やラベルなどの取り付け作業などが流通加工に該当します。
他にも、例えば、在庫されているスプーンとフォークとお皿という3つの商品を組み合わせて、“ランチセット”という商品として発送したり、ラックをあらかじめ組み立てた状態で発送する等々、様々な作業があります。
これらは、顧客の意向に合わせて行う必要があり、顧客満足度を高めるためにはとても重要な作業です。

倉庫業務

倉庫業務とは、商品の在庫確認や、ピッキングや仕分け、梱包作業などのことを指します
物流の工程の中で、最も作業の割合が多い部分で、物流センターや倉庫に行くと、多くの作業者がハンディ端末を持ってピッキングなどをしています。
これらの作業のミスは、誤配送につながってしまいますので、上手くシステムやロボットなどを導入して、人為的ミスを極力減らすことがとても重要になります。
また、商品を傷つけないためには、緩衝材などを使って梱包する等、商品に合わせた対応が重要です。

入出庫・商品管理

倉庫では、納品された商品を保管場所へ移動したり、逆に保管場所から商品を出庫する作業が必要となります。
また、商品によっては、保管場所の環境で品質が劣化してしまったり、長期保管しておくと劣化してしまうものもあります。
そのため、商品の入庫日や保管期間を管理したり、それぞれの商品に合った保管場所を検討する必要があります。
また、注文があった場合に、すぐに顧客の元へ商品を届けるためには、あらかじめ倉庫に、需要に対応できるだけの在庫をもっておくことも重要です。
そのためには、在庫数量が不足してきた場合には、随時、発注作業も必要となります。

輸送・配送

輸送と配送は、意識していないとどちらも同じような意味で使ってしまいがちです。
しかし、厳密には使い分けがあります。
輸送とは、物を運ぶ際に長距離の移動が発生するものを指します
例えば、工場から倉庫まで物を運ぶ場合や、A都市からB都市へ物を運ぶ場合には輸送と呼びます。
一方、配送とは、近距離の小口の輸送を指します
身近な例で言えば、宅配便のセンターから消費者までの宅配は、配送に該当します。
また、届け先の人が不在であった場合の再配達や、顧客からの返品なども考慮する必要があります。

物流ニーズの高まり

以前から物流や物流管理は、重要視されていたのですが、最近になり再度注目されるようになりました。
その背景には、EC市場の拡大があります。
最近ではコロナウイルスなどの影響もあり、通販の需要が増え、ますます、EC市場の拡大を後押ししています。
経済産業省のデータによると、B to C(企業と消費者間の取引)のEC市場は、2019年度で19.4兆円規模となっており、前年比で7.7%伸びています。
しかも、2010年度から右肩上がりで、年々、市場規模は大きくなってきています。

参考 経済産業省【電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました】
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003.html

また、最近では個人でのネットショップやメルカリ、ヤフオクなどのC to C(消費者間の取引)の需要も高まっています。
以上のように、EC市場の拡大と共に、物流のニーズが高まってきており、物流管理が重要性を増してきています。

物流管理とは?

物流管理とは「物流に関わる作業全般を管理すること」です。
つまり、①受注→②流通加工→③倉庫業務→④入出庫・商品管理→⑤輸送・配送の5つの作業を管理することを意味します。
これらの作業を管理することで、商品を傷つけることなく、適切な時間に、消費者の元へ届けられるのです。
そのため、物流管理では、物の輸送の方法や品質の管理だけではなく、使用する物流拠点の計画や人員配置の計画、情報の管理、情報システムの導入計画なども管理対象となります。

物流管理の重要性

消費者の元へスピーディかつ正確に商品を届けるためには、物流管理は欠かせません。
特に近年では、EC市場の拡大と共に物流のニーズが高まっており、物流管理は非常に重要です。
以下、各管理内容について詳しく説明します。

受注管理

消費者の元へ、注文通りの商品を必要な数だけ届けるためには、注文情報を正確に管理することが重要です。
注文情報を正確に把握できてないと、誤配送の原因となり、消費者からの信頼を失ってしまいます。
また、受注情報の管理を行う上でポイントとなるのは、商品データと顧客データを一元で管理することです。
一元管理するには、それぞれの情報を連携して管理ができる情報システムの導入も有効です。
それぞれ別で管理してしまうと、両方のデータを確認する作業に時間を取られるばかりか、ミスにもつながってしまいます。

在庫管理・品質管理

消費者からの注文に対応するためには、欠品を防ぐことが重要です。
欠品は、機会損失となり、売上減少につながります。
また、無駄な在庫を持たないことも重要となります。
無駄な在庫であっても、保管場所は必要となり保管費用は掛かります。
さらには、売れなければ廃棄する必要も出てきます。
このような状態を防ぐには在庫管理が重要となり、在庫管理を適切に行うには、システムを導入することが有効です。
また、品質を管理するためには、出荷前の検品や適切な梱包をする必要があります。
検品の方法やタイミングは人の感覚に頼るのではなく、しっかりとルール化することが重要です。
ルール化することにより、検品の精度のばらつきを抑えられます。
梱包方法も同様で、商品の種類ごとに梱包の仕方や緩衝材の利用などをルール化しておくことが有効となるでしょう。

配送管理

配送を効率的に行うためには、どの拠点から、どのルートを通って配送するかを計画することが重要となります。
それと合わせて、トラックの台数や人員の計画も重要です。
これらの計画をしっかりと行うことで、納期を守れるのです。
また、返品があったときに、その情報がすぐに共有されることも重要なことです。
返品の情報が迅速に伝われば、即座に、配送計画の中に返品への対応も繰り入れることができます。

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以上、物流の意味や、物流の流れ、そして、物流管理の重要性などについて説明してきました。
EC市場拡大と共に、物流管理が非常に重要になってきている中では、管理システムを導入することが必要不可欠です。
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