zaico APIを使ってExcelに在庫データの追加項目の値を表示する

(2022年9月15日更新)Excelからzaicoに在庫データを直接登録・更新ツールを正式に公開しました。[詳細はこちら]

 

本記事はWindows版Excelでのみ動作確認を行っております。macOS版Excelでは動作しませんのでご留意ください。

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こんにちは!zaico開発チームです。

zaico APIを使ってExcelでzaicoのデータを取得されているお客様が増えてきました。そんな中よくお問い合わせいただくのが追加項目の取得方法のお問い合わせです。

確かにこちら少々複雑です。追加項目はAPIドキュメントにもあるように、JSONの配列でnameとvalueの辞書型で送られてきます。そのためこちらのサンプルのVBAのコードでは標準モジュール内にあるZaicoVbaSampleモジュールのOnGetInventoryButtonPushed関数内で以下のように追加項目と取り出して、Excelに表示しています:

zaico API Excel VBA Sample Code

上記のコードを少し解説しますと、optional_attributesというキーでCollectionとして追加項目を取り出し、その中に格納されているDictionaryにnameとvalueというキーでアクセスしてそれぞれ項目名とその項目の値を取り出しています。

ただし、この状態では項目がバラバラに表示されます。これはAPIの仕様上、値が入っていない追加項目が無視されるからです。
追加項目を他のデフォルト項目と同じようにExcelで表示するには、少し工夫が必要です。そこで以下のようなコードにします。

nameとvalueというキーでアクセスして項目名とその値を取り出すのは同様ですが、その後に特定の列に追加項目の値を表示させるようにしています。
この場合では、J列に追加項目1の値が表示されることになり、バラバラに表示されることがなくなります。

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