注文書はzaicoのAIが自動読み取り!受注登録は8分→2分に短縮、GS1スキャンで手入力ミスもほぼゼロに
- 会社・団体名
- 株式会社LivsMed Japan
- 業種
- その他製造・メーカー / 医療・福祉
- 従業員数
- ~50名
- 地域
- 近畿
- 管理物品
- 器材 / 製品・商品
- 課題
- トレーサビリティを確保したい / 紙やエクセルでの管理をなくしたい / 複数拠点で利用したい
- 活用機能
- AI読み取り(AI-OCR) / QRコード・バーコードスキャン / zDASH(AI分析ダッシュボード) / バリエーション機能 / ロット・期限管理 / 入庫・出庫(予定)データ登録 / 棚卸の記録 / 画像登録
2026/09/07

株式会社LivsMed Japan様:在庫管理 基本情報
- 管理している物品:高度管理医療機器(低侵襲手術で使われる外科・腹腔鏡手術用器具など)
- 管理している品目数:約45品目
- zaico導入前の在庫管理方法:エクセルに記録していた
- 利用開始:2026年(2月に契約、4月から本格運用)
- 利用頻度:毎日
- 利用人数:5名
- バーコード・QRコード利用:あり(GS1コード)
zaico導入前に抱えていた在庫管理の課題
- エクセルの在庫用シートと出庫用シートの2〜3箇所にそれぞれ同じ内容を手入力しており、転記の手間が大きかった
- 医療機器のトレーサビリティ確保が必須のなか、手入力によるロット番号・品番の記録ミスがトレーサビリティ管理に影響していた
- 委託先の物流倉庫とのやり取りがエクセルとメール中心で、確認・連絡に時間がかかっていた
zaico導入によって得られた効果は?
- 注文1件あたりの処理時間が、エクセル時代の約15分から約8分へ半減した
- GS1コードのスキャンでロット・有効期限まで自動登録でき、手入力によるミスがほぼゼロになった
- 売上集計などの属人化していた業務を標準化し、誰が対応しても同じ手順で進められるようになった
株式会社LivsMed Japan様に、zaico導入前の課題から導入後の効果までを伺いました!
低侵襲手術で使われる外科・腹腔鏡手術用器具を展開する、医療機器メーカーの株式会社LivsMed Japan様。韓国に本社を置くグローバル企業の日本法人として、設立から約2年、事業拡大のフェーズにあります。厳格なロット管理や有効期限の管理、高額な医療機器の正確なトレーサビリティが求められるなか、以前はエクセルで在庫管理を行っていました。
在庫用と出庫用でシートが分かれ、同じ内容を何度も手入力する二度手間や、手入力によるミスのリスクが課題でした。「なるべく人の手を介さず、ミスなく運用したい」という思いから、5社を比較検討したうえでzaicoを導入。なかでも、注文書をzaicoのAIが自動で読み取る機能や、GS1コード(※1)のスキャンによる入出庫を取り入れ、業務の効率化とトレーサビリティの確保を進めています。
(※1)世界共通で商品や場所、物流単位などを識別するために国際機関「GS1」が定めた国際標準の識別コード体系のこと
今回は、ビジネスオペレーション全体とサプライチェーンマネジメント(SCM)の構築を担当されている西田様に、zaico導入の背景や具体的な運用、導入後の効果についてお話を伺いました。

ビジネスオペレーション全体とサプライチェーンマネジメント(SCM)の構築を担当されている西田様
「同じ内容を2〜3箇所に手入力」。エクセル管理の二度手間と、医療機器ならではのトレーサビリティ管理の課題
西田様:弊社は、低侵襲手術で使われる外科・腹腔鏡手術用の医療機器を扱う会社です。韓国に本社があり、日本法人として設立してから約2年になります。私は在庫管理や品質管理を含めたビジネスオペレーション全体を見ており、今はzaicoの立ち上げを含めた、サプライチェーンマネジメント全体の構築に注力しています。
西田様:エクセルで管理していました。ただ、在庫用のシートと出庫用のシートが別々にあり、出庫したら、その内容をまた在庫の表に反映して数を引く、という二度手間・三度手間が発生していました。同じ内容を2〜3箇所に手入力する必要があり、決算時の在庫金額の算出にも時間がかかっていました。
西田様:私たちは医療機器メーカーとして、QMS省令に基づきトレーサビリティ管理が求められます。部品から、どの患者様に使われたかまでを一連で追跡できる体制を整えておく必要がります。ここで手入力があると、たとえば数字の「1」とアルファベットの「I(アイ)」を打ち間違えるようなミスが起こり得ます。そうすると、トレーサビリティの確認に時間を要してしまい、万が一の際に迅速な対応ができない。それは絶対に避けたい課題でした。

厳格なロット管理や有効期限の管理が求められる、医療機器の保管スペース。
5社を比較して見えた決め手は「人の介入を最小限にできる」使いやすさ
西田様:導入前に5社ほどを横並びで比較検討しました。医療機器向けの在庫管理システムは、正直なところ操作画面が古く、扱いづらいものが多いのが実情です。さらに、私たちの製品や流通の規模に対して機能が過剰だと感じるものもありました。私たちの製品特性と流通を考えたとき、「人の介入を最小限にしたい」という判断でzaicoを選びました。
西田様:他のERPシステムを使った経験もありますが、zaicoが一番使いやすいですね。特に良いのは、経験のない人にも分かりやすいことです。AIに読み込ませてパッと見れば、どこにどの情報があるかがすぐ分かる。他社のシステムだと10回ほど見ないと覚えられないような操作でも、zaicoなら1回見れば理解できるので、教育にかかるコストを大きく抑えられます。
西田様:委託先の物流倉庫の担当者に「エクセルをやめられますよ」とお伝えしたところ、反対もなく「ぜひやりましょう」という反応でした。以前は現場でメモに手書きしたものを、別の担当者がデータに打ち込む、という二人がかりの作業でしたが、今はスキャンひとつで完結するので、一人で終えられるようになりました。

GS1コードをスマホでスキャンするだけで、ロットや有効期限まですべて自動で登録されます。
注文書はzaicoのAIが自動で読み取り。受注登録は8分→2分に短縮
西田様:受注は、注文書をzaico受注管理のAI読み取り機能で自動的に読み込んで登録しています。読み取った品番に間違いがないかは、必ず人の目でチェックします。問題がなければそのまま受注登録を完了し、委託先の物流倉庫へ出庫を指示します。出庫は月におよそ50件、1回あたり3品番ほどです。
西田様:出庫指示から出荷までは、以前は自社と委託先の手作業を合わせて8〜10分ほどかかっていました。注文1件あたりで見ると、エクセル時代は処理に約15分かかっていたのが、zaicoでは約8分に半減。特に、手入力で行っていた受注登録の部分は、AI読み取りによって8分から2分ほどに短縮されました。注文書が複数枚あっても1件にまとめて読み込めるので、そこもメリットに感じています。
西田様:GS1コードをスキャンすれば、ロットまですべて自動で入るので、ミスなく登録できます。手入力を排除できることの価値は、単なる効率化ではなく、患者様の安全を守る土台の整備だと考えています。特に少人数の組織では確認に割ける人手が限られるため、「そもそも間違えない仕組み」の重要性はさらに高まります。AIやスキャンで人の介入を最小限にできる点は、zaicoを選んだ大きな理由でもあります。

手入力によるミス(「1」と「I」の打ち間違いなど)がほぼゼロになり、正確で安全なトレーサビリティ管理を実現しています。
西田様:以前はエクセルをメールに貼り付けて出庫を依頼し、委託先が処理してエクセルを更新して返信する、という流れでした。今は、委託先にもzaicoを使ってもらい、ステータスを見て自分たちで出庫し、終わったらステータスを更新してもらう運用に移行しています。メール連絡やエクセルの確認をなくしたことにより、自社と委託先を合わせて1件あたり15分ほど削減できました。


zaicoのデータを外部AIとも組み合わせ、属人化していた集計業務を標準化
西田様:zaicoには在庫データを定期的にエクスポートする機能があるので、毎週金曜16時に出庫データを書き出しています。それをzaicoとは別のAIツールと組み合わせて自動で集計しており、以前は属人的だった売上の集計が、今は2分ほどで出せるようになりました。出庫処理のときにメモへ入力するルールをしっかり決めているので、売上に関わる出庫と、社内・展示用の出庫なども自動で分類できています。

zaicoのAI読み取り機能を活用し、注文書の受注登録にかかる時間を約8分から約2分へと大幅に短縮しました。
知らない人が対応しても、誰がやっても同じ手順で進められる。業務を標準化できたことも大きな効果です。zaicoで整ったデータがあるからこそ、外部のツールとも組み合わせやすいと感じています。
今後はzaicoのAIで需要予測・欠品の先読みへ
西田様:今後は受注も増えていくので、「これは急ぎだけど明日入荷するか」「これは欠品ではないか」といった不安をなくしたいと考えています。そのために、在庫回転率の可視化や安全在庫の設定、リードタイムをふまえた購買計画づくりを、zDASH(AI分析ダッシュボード)を活用しながら進めたいですね。在庫が過剰なのか足りていないのかをAIが予測して示してくれるのは、人ひとり分の仕事をしてくれているようで、とてもありがたいです。「減ったら発注する」のではなく、「いつリスクが来るかを予測して動く」仕組みを目指しています。欠品アラートの活用も、これから本格的に進めていきたいところです。
西田様:現在はzaicoのデータを書き出して外部のツールと組み合わせていますが、今後は「zaico MCP(※2)」を活用して、AIとzaicoをより直接的に連携させていきたいと考えています。まだ試し始めたところで、これから本格的に活用していく段階です。うまく連携できれば、データの抽出から集計・分析までを、これまで以上にスムーズに行えるようになると期待しています。少人数で運用しているからこそ、zaicoのAI機能で一人あたりの生産性を高めていきたいですね。
(※2)「zaico」のデータを、ChatGPTやClaudeといったAIツールに「普段話す言葉(自然言語)」で指示するだけで操作・分析できるシステム。詳しくはこちら
西田様:正直なところ、在庫管理システムを選んだのは私ではないのですが、入社してから「zaicoを選んで正解だった」と本気で思いました。写真の登録やバーコードスキャンでミスなく処理でき、何よりヒューマンエラーを根本から無くせるというのが一番大きな価値だと感じています。

貴重なお話をお聞かせくださり、ありがとうございました!
医療機器の在庫・トレーサビリティ管理ならzaico
今回は、株式会社LivsMed Japan様のzaico導入事例をご紹介しました。注文書をzaicoのAIが自動で読み取ることで受注登録は8分から2分に短縮し、GS1コードのスキャンとあわせて手入力によるミスをほぼゼロに。医療機器に求められるトレーサビリティの確保と、患者様の安全を守る土台づくりを進めています。さらに、拠点管理機能で貸出先まで可視化し、今後はzDASHによる需要予測やzaico MCPを活用した連携にも取り組もうとするなど、AIを軸にした活用が広がっています。
zaicoは、注文書のAI読み取りや在庫データの分析など、日々の在庫管理にAIを取り入れられる在庫管理システムです。入出庫管理やロット・期限管理、拠点をまたいだ在庫の可視化まで、現場の状況に合わせて柔軟に、そして段階的に導入できる点も特長の一つです。
医療機器をはじめ、厳格なロット・有効期限管理やトレーサビリティが求められる在庫管理を効率化したい方、紙やエクセルでのアナログ管理から卒業したい方は、ぜひ株式会社LivsMed Japan様の導入事例をご参考ください。

