在庫管理の現場、見ていますか?

在庫管理アドバイザーの岡本です。

 

突然ですが、あなたは在庫管理の現場を見ていますか?

 

在庫管理をシステムで解決しようというのが世の中の風潮ですが、

在庫管理が行われているのはバーチャル空間ではなく、工場だったり倉庫

だったり、売り場だったりと、リアルな現実の世界です。

 

在庫管理部門の皆さんは、現場に行ったことが無い、指示だけを出している

という場合も多いのではないでしょうか?

 

在庫管理改善のご支援をやっていてひしひしと感じるのが、

現場の大切さです。

 

中には1000万円をこえるような高機能なシステムを入れたが、

在庫は合わず、使いこなせず、伝票だけ出している状態・・・

ということが少なくありません。

 

なぜ、そういうことになるのでしょうか?

その理由はひとつ、現場を軽視しているからです。

 

三現主義(現地・現物・現実)という言葉があります。

これは、ホンダの創業者、本田宗一郎が大切にした言葉で、ホンダの企業文化として

今でもうけつがれています。

 

在庫管理は、データ管理と勘違いされますが、扱うのは情報ではなくモノです。

現場でモノがどのように動いているのかを実際に現地に行って見なければいけません。

 

あなたが、発注画面で100とか200とかパソコンのキーボードで打ったものが、実際に

倉庫に運び込まれます。ものには重さも大きさもあります。

私も実際に現物を見たとき、「こんなに大きいのかぁ」とよく思ったものです。

大きかったり、重かったりすると移動が大変です。

先入れ先出しやってください!

きちんと決まった場所に収めてください!

いうのは簡単ですが、実際にやるのは大変です。

私は現場を見て、もっと発注数を工夫しないといけないなと思いました。

 

在庫管理をやっている人は事務所にこもらずにぜひ

現場を歩いてみてください。

在庫を実際に保管している場所が遠くても、一度は

現場を見てください。

実際に自分が発注をしたものがどのようなもので、

どんなふうにオペレーションされているのか?

 

必ず感じることがあるはずです。

三現主義(現地・現物・現実)は色あせません。

 

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