誤発注もほぼ0に!zaico導入で生まれた時間で年120%の事業成長が実現

会社名

デンケン・ハイデンタル(京都本社)/ KDF US Inc (アメリカ支社)

業種

製造業

従業員数

101〜1000名

課題

情報共有の手間 / 正確な在庫把握(過剰在庫・欠品) / 生産性向上 / 海外拠点での利用

活用機能

QRコード/バーコードスキャン / 画像登録

管理物品

部品 / 製品/商品

2022/11/27

業種:歯科用電気機器メーカー
管理物品:製品、交換部品
活用機能:スマホアプリ、QRコード

抱えていた課題

  • アメリカ拠点に赴任した時、当初在庫管理が非常に分かりづらかった
  • オーダーがあまり来ないものが発注されると、それを見つけるのに1日かかり、なくなったとみなして新たに仕入れをしてしてしまうことがあった
  • ディーラーとのやり取りでは、在庫数量の確認、電話/メール受注における誤発注、トラブルシューティング/製品操作方法の問合せなど多くの無駄が発生していた

ZAICON選定理由

  • 管理者の日本語とローカルメンバーの言語である英語が使えること
  • ネットで調べた際に、歯科医院の導入事例や何かあった時のトラブルシューティングも動画が充実するなどウェブサイトを見た時の信頼性が違った

導入・活用効果

  • 在庫管理方法を定め、QRコードとスマホでの運用により在庫をリアルタイムに可視化
  • ディーラー用のアカウントを運用することで、誤発注や問合せが劇的に減少
  • 生まれた余裕を営業戦略策定などに回せるようになり、年120%の成長を成し遂げている

京都府京都市に本社がある、歯科用電気機器などを製造しているデンケン・ハイデンタル株式会社様。

アメリカにも販売、サポート拠点があり、北米、南米をカバーしています。

今回は、 カルフォルニア拠点であるKDF U.S., Inc. の日本人担当者からお話を伺いました。

在庫管理ができておらず、製品部品のロスや無駄なやり取りが発生

5年前にアメリカに赴任した時、200平米ほどある在庫置き場は整理されていない状態でした。

手書きで棚卸ししていましたが、人によってやり方がバラバラのため、よくモノがなくなっていました。

また、オーダーがあまり来ないものが発注されると、それを見つけるのに1日かかり、なくなったとみなして新たに仕入れることもしばしばありました。

こうした社内の在庫管理だけでなく、代理店とのやり取りにおいても多くの課題を感じていました。

代理店のセールスマンが出先で在庫数量を確認するために問合せてきたり、電話で受注を受け付ける際に聞き間違いによる誤発注が頻発したり、トラブルシューティング/製品操作方法の問合せがあり多くの無駄が発生していました。

zaico導入で生まれた余裕により年120%成長を実現

まずは最初のステップとして、分かりづらかった棚を整理するところから取り組みました。

このプロセスに最も時間がかかりました。1年ほどかかったと思います。

在庫置き場での整理の仕方が定まったのちに管理のためのソフトを検討しはじめました。

アメリカローカルのソフトも検討しましたが、高価かつ日本語対応していないこと、日本のソフトにおいても、

大きな倉庫で在庫管理の専任担当がいる会社を想定したものが多かったりと、自社の運用にはマッチしないと感じました。

そうした中で、zaicoは歯科医院の導入事例がホームページに公開されてあり、運用のイメージが沸きました。

また、何かあった時のトラブルシューティング動画が充実するなどウェブサイトを見た時の信頼性が違いました。

英語対応していること、スマホで使えて、写真を登録でき、QRコードで照合できるなど必須条件を加味すると、zaico一択でした。

導入に際しては、大量の写真登録に苦労したものの、その後ローカルメンバーはスマホアプリには

何の抵抗もなく、運用することができました。

zaicoを導入して良かった点は2つあります。

一つは社内の在庫をリアルタイムで可視化できるようになったことです。モノを出し入れする際に必ずスマホでQRコードを読み取ることから実際の在庫とシステム上の数量がずれることがなくなりました。

もう一つは代理店用アカウントを契約し、在庫数量や製品・部品ごとのトラブルシューティングをセットで展開したことにより、コミュニケーションが効率化できたことです。

当社では多くの代理店と取引がありますが、中には70歳を超えるセールスマンもいます。そうした方でも、使い方を説明するとすぐに理解してもらえ、自己解決してもらえるようになったことで、お互いの効率化を実現することができました。

また、品番を電話口で伝えたり、メールで打つ際に発生していた聞き間違え、書き間違えが激減したことで誤発注もほぼなくなりました。

こうした社内外の効率化により生まれた時間を営業戦略策定に回すことができ、年120%の事業成長を継続して実現することができています。

zaicoとともにさらに事業を成長させたい

今後は機器に対して、IoT化を進めたいと思っています。具体的には、故障が発生した際には即座にトラブルシューティングの方法をエンドユーザーに提示できるようにしたいと思っています。

現在代理店まで展開しているzaicoのアカウントをエンドユーザーにも活用してもらえるようにできると、さらに事業成長を加速できるのではと考えています。

また、アメリカでの在庫管理方法について、日本本社の社長も興味を持ってくれているので、ノウハウを展開していきたいです。

在庫管理基本情報

  • 会社名:デンケン・ハイデンタル(京都本社)/ KDF US Inc (アメリカ支社)
  • 業種:歯科用電気機器メーカー
  • 管理している物品:製品、交換部品
  • 管理している品目数:500
  • ZAICO導入前の在庫管理方法:決まった管理方法なし
  • 利用開始:2019年9月
  • 利用頻度:毎日
  • QRコード:利用あり