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【プレスリリース】消防資器材の在庫管理をデジタル化 「ZAICO×春日井市」で取り組む自治体DX~紙とExcelによるアナログな在庫管理から脱却! 作業効率7倍!棚卸時間は3分の1に短縮を実現! 本格導入開始~

在庫管理アプリNo.1※1の「クラウド在庫管理ソフトZAICO」(以下ZAICO)を運営する株式会社ZAICO(本社:山形県米沢市、代表取締役:田村壽英)は、春日井市(愛知県)と協働し、紙やExcelなどを使用したアナログな在庫管理方法による慢性的な課題を解決するため、ZAICOを導入することで在庫管理をデジタル化し、その効率性などを検証するための実証実験を実施いたしました。実施後、その結果が評価され、ZAICOの本格導入を開始したことをご報告いたします。

 

■ZAICOを導入した実証実験の背景
紙・Excelベースのアナログな在庫管理を行っているのは春日井市消防署だけではなく、全国の消防署が同様の課題を抱えています。手間のかかる在庫管理は時間的・心理的にも署員の大きな負担となっており、加えて昨年から続く新型コロナウィルスの影響により、感染防止資器材など入荷のメドが立たない物品の在庫管理に現場は逼迫し、例年に比べ在庫管理の調整が非常に難しくなっていました。そこで、Urban Innovation Japanが実施する、自治体とスタートアップのサービスをマッチングさせるプロジェクトを通じ、自治体のデジタルトランスフォーメンション化(DX)が進まないと言われている中、春日井市が先陣を切り早急に在庫管理における慢性的な課題を解決すべく、弊社のクラウド型在庫管理ソフト「ZAICO」を導入した実証実験を行いました。

■春日井市消防署の在庫管理における課題

  • 3万点以上に及ぶ消防資器材(酸素マスクや消毒液)に使用期限の管理を必要とする物品も含め、紙・Excelを用いたアナログな方法で在庫管理していたため、署員の時間が在庫管理に奪われてしまうだけでなく、人為的ミスも発生していました。
  • 病院向け在庫管理システムの導入を調査しましたが、高価なため導入が難しい状況でした。
  • 新型コロナウィルスの影響により、感染防止資器材など入荷のメドが立たない物品の在庫管理を行うなかで、国や県からの度重なる調査依頼や、突然支給される使用期限の異なる物品の追加計上等が重なり在庫の管理数自体が増えてしまい、今まで以上に在庫管理や棚卸に膨大な時間がかかってしまっていました。

■上記課題の解決を目的とした実証実験の概要

  • 期間:20211月~20212月の間で2回に分けて実施
  • 場所:春日井市消防本署、東出張所
  • 内容:ZAICOを導入しスマホを活用した消防本署内の資器材の在庫管理や棚卸を行う。また、消防本署から各出張所への払出し記録や、消防資器材の在庫管理をZAICOを活用し実施

上記実証実験の結果
ZAICOの簡単・シンプルなユーザーインターフェースにより、ITに不慣れな署員への導入もスムーズに実施できました。ZAICO導入後、作業効率は7倍アップ、棚卸時間は3分の1に短縮されました。また、署員の皆さまより、在庫管理の効率化により捻出された時間を、消防・救急活動の訓練に充てることが出来ているという声を頂いております。この結果を受け、今後、在庫管理システムに十分な資金を割くことができない地方都市の消防署をはじめ、全国への普及を目指して参ります。

 

クラウド型在庫管理ソフト「ZAICO」について
パソコンやタブレット、iPhone・iPad、Androidアプリからも利用が可能な無料から利用できるクラウド在庫管理ソフトです。そのシンプルで直観的な操作性により、導入したその日から誰でも手軽にご利用いただけます。
クラウドならではの複数人数で同時にどこからでも最新の在庫データにアクセスでき、そのデータもバックアップ。急なビジネスチャンスも逃しません。高額な専用ハードウェアは必要なくPCとスマホのどちらからもご利用可能で、在庫管理にかかる人員・コストの削減に貢献します。

このZAICOと連携して利用できるIoT重量計ZAICON(ザイコン)を今夏正式ローンチ予定です。このZAICONを使えばスマートフォンアプリすら操作することなく、モノを置くだけで在庫管理の自動化が実現できます。現在事前予約受付中のため、下記サイトよりお気軽にお問合せください。

ZAICON HP  :https://zaicon.zaico.co.jp/

 

株式会社ZAICOについて
累計12万ユーザー(202141日時点)※1に支持されたクラウド在庫管理ソフト「ZAICO」を提供。「在庫管理というプロセスをなくす」というミッションを掲げ、その実現に向けて私たちは物品の重量から自動で在庫数を把握できるIoT重量計「ZAICON」(ザイコン)、1秒間に700個の物品を読み取るRFIDに対応した「R-ZAICO」(アールザイコ)、無くなりそうな在庫を予測する「AI在庫管理」、画像やバーコードから名前や数量などの情報を自動で登録できる機能などを開発しています。今後、在庫管理の完全自動化、すなわち在庫管理のプロセスをなくし、モノのデーを活用することで、世の中の無駄な生産を無くし、必要なモノが必要な人の元へ届く世界を実現して参ります。

※1: Google PlayおよびAppStoreのダウンロード数より

■Urban Innovation JAPAN について
2017年より神戸市から始まった日本初のスタートアップと行政職員が協働する新たな地域課題解決プロジェクト。20201月現在、全国11の自治体と連携し、日本全国の自治体の課題とスタートアップをマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームを展開しています。

HP:https://urban-innovation-japan.com/