適正在庫の最新モデルは江戸時代にあった?その4

適正在庫を実現するVMIの仕組みについてこれまで

3回にわたり説明しました。

 

夢のような仕組みですが、この仕組みを実現させるための注意点をお伝えします。

この注意点さえ守れば、この仕組みがうまく働き、過剰在庫も欠品も起こらない

両者win-winの関係が築けます。

 

  1. 業者間の連携が必要
  2. 発注者側の覚悟
  3. 納入先の在庫の提示
  4. 納入先の出庫処理

2業者間の連携が必要

通常の在庫管理は、自社の事だけを考えればいいですが、VMIの場合は自社の事だけではなく、

納入先との連携が必要になります。いくら自社にやる気があっても、納入先が反対すればこの仕組みは

成立しません。

自社のメリットばかりを考えず、まずは納入先のメリットを考えましょう。

発注者側の覚悟が必要

この仕組みでは、発注者の負担が少しだけ多くなります。

まず1つめは在庫の肩代わりです。原則、委託在庫として相手に在庫を持たせない仕組みですので、

在庫設定によっては、過剰在庫になります。

 

目先の事だけを考えると、リスクですが、将来のことを考えるとそのリスクを背負って

でもありあまるメリットがあります。

納入先の在庫の提示

VMIのキモとなるのは、納入先在庫が見えることによる、発注者側からの在庫の補充です。

これを実現させるためには、納入先に在庫を開示してもらう必要があります。

 

アメリカで、P&Gとウォルマートの連携によるVIMの事例がありますが、

これは、ウォルマートが在庫の開示を認めたことによって実現しました。

当然ですが、発注者側は在庫を他の業者に開示しないなどの一定の配慮が必要です。

配慮をすることをしっかりと伝えましょう。

納入先の出庫処理

納入先は、この仕組みを取り入れれば在庫管理が確実に簡単になります。

しかし、1つだけやっておかなければいけないことがあります。

それは出庫処理です。

発注者は納入先の在庫を見て、不足分を補充するわけですから、

出庫処理が重要な作業になります。

最初にうちは、慣れないうちは、電話をして出庫処理を促すなど

忘れずに実施してもらうようにしましょう。

 

いかがでしたか?

これまで4回にわたりVIM(富山の薬売り方式)による在庫管理を

ご紹介しました。

これまでは、在庫補充といえば、相手先に電話確認をする、訪問するといった

方法しかありませんでした。

スマホの普及と通信コストの低下によって、ネットでどこでも在庫確認や入出庫が

できる時代になりました。

ZAICOを使えば、この仕組みは簡単にしかも低コストで実現できます。

ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

発注者にも問屋さんにもメリットがあるVMIを導入してみませんか?

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