全国14拠点の在庫を”見える化”、現場の負担・ミスも軽減。監査資料の作成もスムーズに
- 会社・団体名
- OpenStreet株式会社
- 業種
- サービス
- 従業員数
- 101〜1000名
- 地域
- 関東
- 管理物品
- 部品 / 部材 / 製品・商品
- 課題
- 棚卸を効率化したい / 紙やエクセルでの管理をなくしたい / 複数拠点で利用したい / どこに何があるか把握したい
- 活用機能
- 入庫・出庫(予定)データ登録 / ユーザーグループ / 保管場所登録 / 変更履歴 / データ一括登録・ダウンロード
2026/8/20
OpenStreet株式会社様:在庫管理 基本情報
- 管理している物品:自転車本体、バッテリー、充電器、駐輪場部材など
- 管理している品目数:約80品目
- zaico導入前の在庫管理方法:スプレッドシートによる管理
- 利用開始:2025年10月
- 利用頻度:毎日
- 利用人数:25名
- バーコード・QRコード利用:あり
zaico導入前に抱えていた在庫管理の課題
- 保管場所(拠点)ごとのリアルタイムな在庫を把握できず、年に一度の棚卸で初めてズレが発覚していた
- スプレッドシート上では変更履歴が残らず、ズレの原因(いつ・なぜ発生したか)を追えなかった
- 書き換えが容易なスプレッドシートでの管理は証跡(エビデンス)としての信頼性が低く、監査法人からも改善を勧められていた
zaico導入によって得られた効果は?
- 保管場所(拠点)ごとの在庫状況をリアルタイムに可視化できるようになった
- 変更履歴が自動で記録されるようになり、差異の原因(いつ・なぜ発生したか)を特定しやすくなった
- zaicoの権限管理や履歴保持、棚卸の機能によって、より効率よく監査対応できるようになった
OpenStreet株式会社様に、zaico導入前の課題から導入後の効果までを伺いました!
全国でシェアサイクル事業を展開するOpenStreet株式会社様は、取引先である委託倉庫(工場業者)とともに在庫管理を行っており、管理物は基本的に委託倉庫で管理されています。
以前はスプレッドシートで約80品目の部材を管理していましたが、実在庫とのズレや履歴を追えないことから、入出庫の予定が立てにくいといった課題がありました。
zaicoの導入により「拠点ごとの在庫可視化」と「ズレの経緯の把握」を実現し、監査にもスムーズに対応できる体制を構築されています。今回は、プラットフォーム統括事業推進部 運営推進課 担当課長の野﨑様に、zaico導入の効果や委託倉庫との連携について詳しく伺いました!
全国14拠点でスプレッドシート管理、数の整合性やズレを追い切れず
野﨑様:弊社はシェアサイクル事業を展開しております。自転車本体をはじめ、バッテリー、充電器、駐輪場部材など約80品目を取り扱っており、埼玉県にある弊社倉庫と、全国13拠点の委託倉庫(工事業者)、合わせて14拠点で在庫管理をしています。
ポート(駐輪場)を設置するための部品・部材を委託倉庫で保管し、そこから必要なものを直接現場へ運び出して設置工事をしてもらっています。
野﨑様:以前はスプレッドシートで管理をしていました。物品ごとに列を作り、入庫や出庫のたびに数を手入力する運用です。ただ、倉庫で検品したスタッフから本社へ連絡するフローがなかったため、予定通りの数だけ増減しているかどうかを本社側で確認することができていませんでした。
<OpenStreet様 従来の発注・入庫フロー図>
<OpenStreet様 従来の出庫フロー図>
野﨑様:一枚のシートに約80品目分の列がずらりと横に並ぶため、見た目にも煩雑で、ミスが起きやすい状態でした。実際には入庫や出庫をしているにもかかわらず、記録漏れにより、棚卸をしてみると数がズレているというケースもたびたび発生していました。
一番の課題は、こうした在庫数のズレ(差異)が見つかっても「いつ、なぜズレたのか」を遡って確認できなかったことです。
野﨑様:拠点ごとの在庫をリアルタイムに、正しく把握したいという思いに加え、書き換えが容易なスプレッドシートでは証跡としての信頼性が低いと監査法人からアドバイスをいただいたことも、システム導入のきっかけです。在庫のズレが起きた経緯や理由を可視化し、証跡として残せる体制を整える必要がありました。
現場(倉庫)の負担やミスのリスクを最低限にする運用へ
野﨑様:ポートの設置が決まると、委託倉庫ごとのスプレッドシートに予定を入力します。これを倉庫スタッフが確認し、不足している部品・部材があれば弊社へ発注を依頼するとともに、zaico上でその物品の入庫データを作成します。
依頼を受けて、弊社からメーカーへ発注します。現物が委託倉庫へ直接納品されたら、倉庫スタッフが検品・入庫を行い、zaicoの入庫データを「入庫済み」に更新する、という流れです。
<OpenStreet様 現在の発注・入庫フロー図>
野﨑様:準備が整ったら、倉庫スタッフがスプレッドシートに入力された設置情報を確認し、使用する部品・部材の出庫予定データをzaicoで作成します。ピッキングが終わったら出庫予定データのステータスを「出庫済み」に更新したうえで、現場へ運び出して設置工事を行う、という流れです。
<OpenStreet様 現在の出庫フロー図>
野﨑様:ただ、改善したい点もあります。現在は入庫登録・出庫登録のいずれも倉庫スタッフが行っていますが、現場の負担やミスをさらに減らすため、今後は弊社側で入庫・出庫の「予定データ」を事前に作成し、倉庫スタッフは実際に入庫・出庫したものについてステータスを更新するだけ、という運用へ移行を進めています。
<OpenStreet様 理想の発注・入庫フロー図>
<OpenStreet様 理想の出庫フロー図>
野﨑様:各拠点に対し、電話でのサポートや、実際に訪問して入出庫登録の方法を説明するなどの取り組みを実施しました。
野﨑様:「ユーザーグループ機能」です。倉庫ごとに閲覧できるデータを分けており、倉庫スタッフは自拠点の在庫データのみを確認できるため、必要な情報だけに絞られたシンプルな画面で操作でき、入力ミスも防ぎやすくなっています。一方、弊社側はすべての拠点の状況を横断的に確認できるように設定しています。
拠点ごとの在庫をリアルタイムに可視化。監査資料の作成もスムーズに
野﨑様:はい。まず、保管場所ごとの在庫状況をリアルタイムに可視化できるようになりました。また、棚卸で在庫ズレが発覚しても、zaicoの変更履歴から差異の原因(いつ・なぜ発生したか)を追えるようになりました。
「ユーザーグループ機能」で、拠点ごとの適切な権限管理・情報共有ができるようになったのも効果を感じている点です。各倉庫と弊社それぞれに必要な情報が、過不足なく行き渡るようになりました。
野﨑様:以前はスプレッドシートの書き換えが容易な点を監査法人から指摘されていましたが、その懸念に対応できる情報管理体制を構築できました。zaicoでは入出庫のたびに変更履歴が記録されるので、「誰が・いつ・何をしたか」が証跡として残るようになったことも大きな改善点です。
加えて、zaicoの「棚卸ワークスペース」のエクスポート機能を活用することで、監査法人へ提出する資料も、以前より簡単に作成できるようになりました。
野﨑様:倉庫スタッフの負担をさらに減らし、より簡易的に在庫管理ができる状態を目指したいと思っています。
具体的には、入庫・出庫のデータ作成を弊社側で担う運用への移行を進めるとともに、zaicoの「BtoBカタログ」機能を活用し、倉庫スタッフがメールやLINEを使わず、zaico上のカタログから直接必要品を発注できる仕組みもつくりたいと考えています。カタログ経由であれば、発注内容がそのまま弊社側の受注データとして自動的に記録されるため、メールやLINEでのやり取りにかかる手間を大幅に減らせると期待しています。
貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
複数拠点での在庫管理や監査対応にzaico
今回は、全国14拠点でシェアサイクル用の部品・部材を管理するOpenStreet株式会社様の事例をご紹介しました。
スプレッドシートでの手入力管理では「誰が・いつ・なぜ変更したか」の履歴が残らず、監査において大きなリスクとなります。zaicoなら変更履歴が自動で残るだけでなく、ユーザーグループ機能によって「見せたい拠点の情報だけを見せる」といった柔軟な権限管理もできます。また、棚卸機能を活用すれば、監査資料の作成を簡略化することも可能です。
エクセルやスプレッドシートでの管理に限界を感じている企業様、委託倉庫との連携や監査対応を強化したい企業様は、ぜひOpenStreet株式会社様の事例をご参考ください。

















