前回は経営から見た在庫管理のメリットをご紹介しました。

次に実務面から見た在庫管理のメリットをご紹介します。

在庫管理ができていない現場で起こっている問題は、大きく分けると次の3つに集約できます。

  1. 数が分からない
  2. 在庫を探し回る
  3. 特定の担当者に頼り切っている

在庫数が把握できる

在庫管理ができていないと起こる一番大きな問題です。

在庫が見えないと、次のような問題が起こります。

在庫数が分からないと・・・不安です。

欠品を起こしてはいけない!と思いますので、多めに仕入れたり、多めに生産します。

それらが在庫として積みあがります。

さらに、それらが余剰在庫となります。

 

余剰在庫は、時間とともに劣化し、いずれは廃却されます。

廃却されたものも分からないので、ますます在庫が分からなくなっていきます。

在庫管理をすることで在庫数が把握できるようになるので、不安な状態は解消されます。

在庫を探し回る

在庫管理ができていないと、どこに在庫を置いたかが分かりません。

注文を受けるたび、出荷の度に、在庫を探すことになります。

在庫を探す時間は無駄です。

 

在庫を探すために、担当者を置いたりしていませんか?

在庫を探すために、お客様を待たせていませんか?

在庫を探すことは、仕事ではなく無駄な事です。

特定の担当者に頼り切っている

在庫の位置を全て把握しているスペシャリストみたいな人が会社にいませんか?

あの人がいないと在庫の場所が分からない。

というのは、とても危険です。

 

想像してみてください。

もし、その担当者がインフルエンザなどで会社を休むとどうなりますか?

何人もの社員が、在庫を探すために倉庫内を走り回っている風景が浮かびます。

在庫管理にスペシャリストは必要ありません。

在庫管理をすれば、誰でも管理できるようになります。

発注の予測ができるようになる

仕入れや生産を、勘と経験で決めていませんか?

勘と経験による決定は、数が多めになる傾向があります。

在庫管理を正しく行えば、在庫データが蓄積できます。

 

客観的にデータから判断できるので、勘と経験による判断が無くなります。

判断基準を決めれば、発注業務もバイトでもできる簡単な作業になります。

 

さらに、最近はAI(人工知能)による在庫最適化サービス(需要予測)が出始めています。

AIの利用に必須なのがデータです。

今後は、データを持っている会社がとても有利になるでしょう。

在庫管理によってデータを正確に取得することの重要性がますます大きくなるのは間違いありません。

 

在庫管理に関してもっと知りたい方は、在庫管理110番をご覧ください。